Blue Prism 6.7.1：2020年4月

6.7.0では、6.7.0を実行しているサーバーをアップグレードすると、Blue Prismサーバーサービス用に構成したWindowsサービス設定が失われるという問題があります。この問題は、6.7.0からアップグレードするデプロイメントのみに影響し、それより前のバージョンを実行しているサーバーには影響しません。

Blue Prism 6.7.0からこのリリースにアップグレードする場合は、必ず既存のログオン情報とサーバーサービス用に構成したその他のプロパティをメモし、アップグレード後に再適用できるようにしてください。これはWindowsサービスに直接適用される構成にのみ影響し、BPServer.exeによって適用される構成には影響しません。

Blue Prism 6.7.1にアップグレードすると、すべての日付関数が、ローカルマシンで設定された日付形式に従う結果を返すようになります。Blue Prism 6.7.0では、動作に不具合があり、アップグレード前にイギリス英語形式の日付を返していたマシンが、誤ってアメリカ英語形式の日付を返すことがありました。

6.7.0ではすべてのインタラクティブクライアントとアプリケーションサーバーが同じUTCタイムゾーンにない場合、コントロールルームの「今すぐ実行」オプションが正しく機能しませんでしたが、この動作は修正されました。この動作はBlue Prismの以前の全バージョンでの動作に戻されたため、コントロールルームの「今すぐ実行」オプションは、開始インタラクティブクライアントで設定されたタイムゾーンを使用し、スケジュールをトリガーするようになりました。インタラクティブクライアントとアプリケーションサーバーは依然として同じタイムゾーンにある必要があります。そうでない場合、この機能は予期したとおりに動作しません。

URLに日本語の文字が含まれる場合に、Internet Explorerを使用してアプリケーションモデラーから開いたWebページが予期したとおりに表示されるようになりました。以前は、URLにそのような文字が含まれている場合には関連するWebページがInternet Explorerで表示されませんでした。

接続されていないランタイムリソースのコントロールルームでプロセスを開始しようとすると、エラーメッセージが表示されるようになりました。以前は、このような場合には未処理の例外が発生しました。

6.7.0のus-5492で、Unicodeロギングが有効になっていないためデータが失われるリスクがあると知らせるメッセージが導入されましたが、このメッセージが無効になりました。このメッセージをいつ表示すればよいかを判断するためのロジックが誤っていたためです。

デプロイメントでUnicodeデータを処理する場合は、システム設定で［セッションログのUnicodeサポートを有効化］を選択することをお勧めします。